執筆者 ビアトレ | 12月 26, 2015 | つくり方, 原料
一度使ったイーストでも、汚染されていないなどの条件が整えば、複数回にわたって再利用することが可能です。その為にはイースト洗浄を行い、ホップカスやデッドイースト、アルコールなどを取り除き、純粋なイーストを収穫する必要があります。そのイースト洗浄方法を紹介したいと思います。 【用意するもの】 1ℓ程度のガラス容器(フタ付)×1 500ml程度のガラス容器(フタ付)×2 ※洗浄する量や、収穫したい量により、ガラス容器のサイズは適宜変更してくさい。 【手順】 ■イースト洗浄1日前...
執筆者 ビアトレ | 12月 18, 2015 | つくり方, 原料
ビールづくりにおいてイーストの量はどれくらい必要なのか?これはブルワーによって考え方が結構異なるようです。イーストの量が少なすぎる場合には、発酵までに時間がかかるので汚染のリスクが高くなり、細胞分裂により生じるエステルやダイアセチルなどのオフフレーバーが多く発生したり、場合によっては発酵が止まってしまいます。逆に多すぎる場合には細胞分裂が少ないのでイーストフレーバーが強くなり、フルーティさがないサッパリした味になる傾向があります。...
執筆者 ビアトレ | 12月 15, 2015 | つくり方
クリアで澄んだビールが濁ったビールより美味いというわけではありません。ただ、多くのホームブルワーにとってクリアなビールをつくることは、よりプロフェッショナルばビールに一歩近づけた気分にさせるのも事実です。また、イメージ通りのビールに仕上げる為に、ビールの濁り具合もコントロールすることができるのは、ホームブルワーにとって技術の一つとも考えられます。 ここでは味の良し悪しは一旦置いておいて、どうすればクリアなビールをつくることが出来るかに焦点を当ててみたいと思います。...
執筆者 ビアトレ | 12月 11, 2015 | つくり方
ビールづくりにおいて重要な要素となるホップ。そしてこのホップの苦味、風味、香味を引出す方法として、大きく分けると以下のようになる。 煮込み時に投入し、煮込む時間によって苦味、風味、香味を引出す方法(Boil) 煮込み完了時に投入し、香味を引出す方法(Flameout) 発酵が一段落してから投入し、香味を引出す方法(Dry Hop) スパージング時に投入し、複雑でまろやかな苦味、風味、香味を引出す方法(First Wort Hopping: FWH)...
執筆者 ビアトレ | 12月 6, 2015 | つくり方
リキッドイーストを使用する際に用意する、イーストスターター(500ml)の作成方法です。19ℓの麦汁の発酵に必要なスターターの量は条件にもよりますが、経験上500mlあればほとんど問題ありません。ただし、再利用のイーストを使用する場合には、1Lのスターターを用意しましょう(分量は通常の2倍でOKです)。スターターは、仕込み日の2日前に用意しておきます。用意するものは以下の通り。 三角フラスコ(容量1,000ml程度)又はガラス瓶 手鍋(専用のものを用意したい) アルミホイル ドライモルトエクストラクト(DME):ライトタイプ...